MACROSS用語

A-Yア行カ行サ行タ行ナ行ハ行マ行、ラ行ワ行
用語集
用語解説作品
ASS-1ASS-1は、西暦1999年に南アタリア島に落下してきた異星人(監察軍)の船である
ALIEN STAR SHIP-1の略であり、人類のテクノロジーを遥かに凌ぐ
オーバーテクノロジーをもたらした
後の統合軍の主力戦闘兵器の大元にもなった
後に改修を受けSDF-1と改名された
ASS-1の同型艦は西暦2059年時点においても発見はされていないが
大戦終結後の工場衛星奪取作戦時に同型艦と思しき大破した監察軍の戦艦が発見されてはいたが
作戦上の制約や罠の可能性を考慮されて詳細な調査は行われなかった
超時空要塞マクロス
AVF次期全領域可変戦闘機(Advanced Variable Fighter)として
スーパーノヴァ計画に基づき開発された
単機でフォールドして反応弾を用いず、対艦、対要塞攻略用に開発された次世代機
西暦2040年、惑星エデンにおいてYF-19及びYF-21のコンペティションが行われた
MACROSS PLUS
Az-130
PANZERZORENE
バロータ軍が壊滅させたマクロス5船団のVA-14を改造した機体
エルガーゾルンの後継機としてバロータ戦役後期に投入された
このパンツァーゾルンは特に改造の度合いが強い

全長:17.78m
空虚重量:15,500kg
設計:ゼネラルギャラクシー(原型とされるVA-14)
改修:バロータ軍
エンジン:新中州/ダイムラー FF-2770D熱核エンジン×2
バーニアスラスター:P&W・ダイムラー HMM-5C
最大速度:M4.0+(高度10,000m)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
武装:35mmキャノン砲、後方用3連装ビーム機銃、レーザー砲塔
    内蔵式マイクロミサイルランチャー、内蔵式4連装中型ミサイルランチャー
    多目的ガンポッド
マクロス7
BDI SYSTEMYF-21に搭載されている脳波コントロールシステム(Brain Direct Image System)
脳波信号を機体内臓コンピュータと神経接続し、従来のスティック操作を省いて機体をコントロールする
しかし、システムが複雑過ぎるために、量産型のVF-22には大幅な簡略化が施された
このシステムの発展型が後のVF-27に搭載されている
MACROSS PLUS
F-14A++
SUPER
TOMCAT
統合軍主力機として統合戦争中に配備された
元々はアメリカ海軍の主力艦載戦闘機である
この機体はAWG-9火器管制システムを搭載しており約166km先の目標を補足
最大で24もの攻撃目標を追尾可能である
そのうちの6つの攻撃目標に対し射程185kmのフェニックスミサイルを同時発射することができる
そしてこの機体のもう一つの特徴に可変後退翼が採用されている点があげられる
この可変後退翼はマッハ・スウィーブ・プログラム・コンピュータにより
常時最適な揚力比が得られるように主翼を制御出来る
なお、この当時は既に老朽化していた機体だがOTMの恩恵を受け
大幅なアップデートが行われ統合戦争時の機体は従来の機体を凌駕する性能を獲得している

全長:18.90m
空虚重量:18,000kg
設計:グラマン
エンジン:ゼネラルエレクトリック F110-GE-400ターボファンジェット×2
最大速度:M2.34
航続距離:3200km
上昇限度:15,000m
武装:20mmバルカン×1、サイドワインダー、スパロー、フェニックスミサイル各種、チャフ・フレアー
マクロスZERO
F-203
DRAGONII
統合戦争中の統合軍主力戦闘機
2003年に配備された機体。通常のターボジェットエンジン搭載機であるが
2次元推力偏向ノズルによる運動性能の高さやS/VTOL機能を有す
OTM新素材を使用しておりその技術は後にVF-1へと反映されている
戦時中ロイ・フォッカーが搭乗していたことでも有名

全長:17.3m
全備重量:18,800kg
開発:マックネル・ドグラ―
最大速度:M2.8
武装:複合誘導型自動追尾ミサイル×6他
超時空要塞マクロス
FBz-99
ZAUBERGERAN
統合軍のVAB-2をベースとしていると推定されるバロータ軍の大型可変爆撃機
マクロス5船団に配備されていたゼントラーディ仕様のVAB-2Dが
プロトデビルンにより奪取され大幅な改造を施された模様である
プロトデビルンのガビルが自ら搭乗した
ガビル自身のスピリチアを光弾にして発射するスピリチアスパーク砲などを装備
主に爆撃機形態と重バトロイド形態に変形しガウォーク形態にはならない
プロトデビルンにとっての弱点でもあるサウンドウェーブを反転して無効にするシステムも搭載


全長:18.18m
空虚重量:22,600kg
設計:ノースロムグラマン/ミコヤン(原型とされるVAB-2)
改修:バロータ軍
エンジン:新中州/ダイムラー FF-2200熱核エンジン×4
バーニアスラスター:ロイス/ダイムラー FR-60C熱核ロケットエンジン×2
最大速度:M3.8+(大気圏内)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
武装:パルスビーム砲×2、隠顕式対空ビーム砲×4
    マイクロミサイルランチャー×22、ロータリーミサイルランチャー×2
    肩部ミサイルランチャー×2、スピリチアスパーク砲×1
マクロス7
Fz-109
ELGERZORENE
統合軍のVF-14をベースとしていると推定されるバロータ軍の主力可変戦闘機
バロータ星系特務調査隊に配属されていたVF-14が
プロトデビルンにより奪取され大幅な改造を施された模様である
そのテクノロジーには未知な部分が多くマクロス7船団の主力機であるVF-11Cを凌駕する性能を持つ
スピリチア吸収装置などバロータ軍独特の武装が搭載されている
普及タイプのA型と指揮官タイプと思われるF型のバージョンが確認されている

全長:20.08m
空虚重量:12,500kg
設計:ゼネラルギャラクシー(原型とされるVF-14)
改修:バロータ軍
エンジン:新中州/ダイムラー FF-2770熱核エンジン×2
バーニアスラスター:P&W/ダイムラー HMM-5C
最大速度:M4.5+(高度10,000m)、M21+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
武装:頭部レーザー砲×2、肩部レーザー砲×2、後部大口径ブラスター砲×1
    マイクロミサイルランチャー×8、ガンポッド×2、スピリチア吸収ビーム×1
マクロス7
Fz-150
FEIOS VALKYRIE
反統合ゼントラーディ勢力が開発した可変戦闘機
反統合政府組織ブラックレインボーのリーダーティモシー・ダルダントンが愛用する機体
元々はVFX-11を奪取したゼントラーディ人が外宇宙へ逃亡しその機体をベースに独自開発された機体
正式名称等は不明であるが統合軍からはフェイオスバルキリーとも
敵性可変戦闘機ということでエネミーバルキリー(EVA)などと呼ばれている
ステルス性が高く、速度も地球人類が開発したVFを凌駕する性能を持つ
ティモシーの搭乗する機体はVF-X部隊との戦闘で撃墜されている
可変戦闘機ではあるがガウォーク形態は存在しない

全長:16.25m
空虚重量:13,560kg
開発:第63254109ゼントラーディ外宇宙方面軍
最大速度:M6.8+(高度10,000m)、M26+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
武装:ビームガン×2、ミサイル多数
VF-X2
MIG-29
FULCRUM
反統合同盟軍主力機として統合戦争中に配備された
元々はロシア空軍の主力機であり
アメリカ空・海軍のF-14、F-15、F-16に対抗するために製造された
火器管制システムはF/A-18に搭載されているものに匹敵するとも言われている
そのために新型の中射程ミサイルR-27(NATO名:AA-10)や
短射程ミサイルR-73(NATO名:AA-11)を搭載可能である
スホーイ27と組み合わせて米軍のハイローミックスと同じような運用が可能である
統合軍のF-14と同様にOTMによる大幅なアップデートを施されていると推察

全長:15.5m
空虚重量:14,500kg
設計:ミコヤン設計局
エンジン:グリーモフ R-33Dターボファンジェット×2
最大速度:M2.3
上昇限度:17,000m
武装:30mm機関砲×1、R-27中射程ミサイル、R-73短射程ミサイル、チャフ・フレアー
マクロスZERO
MIM-31
KARYOVIN
統合戦争中の反統合軍の主力戦闘機

全長:16.5m
開発:ミコレフ
武装:35mmガトリングガン×1
超時空要塞マクロス
O.T.Mオーバーテクノロジーオブマクロス(Over Technology of Macross)の略
劇中では単にオーバーテクノロジーと略されることが多い
マクロス世界での科学技術の総称
統合政府樹立前に創設されたOTEC社によって主に研究・解明された技術
ASS-1がもたらした現代科学を遥かに凌ぐ超先進科学技術
このOTMにより開発された可変戦闘機やデストロイド、反応兵器などの兵器類や
その兵器を動かすための動力源となる熱核反応システムや重力制御システム
フォールド航法・通信など様々な恩恵を地球人類へともたらした
50万年前に栄えたプロトルチャー文明の遺産ともいうべき技術である
ゼントラーディの兵器などもこのOTMを使用したものである
しかし原理が解明されていない部分も多く
第1次星間大戦終結後にゼントラーディ側の技術を分析したものも多い
超時空要塞マクロス他
SDF-1
MACROSS
ASS-1を改修したマクロス級1番艦
全長1.2Kmにもおよぶ統合宇宙軍主力戦艦として進宙する予定だったが
異星人のトラップが作動しゼントラーディと交戦状態に陥ってしまう
急遽衛星軌道上にあるアームドベースとの連結を行うべく宇宙へと上がったが
メインエンジンのトラブルから、緊急フォールドを敢行するも
当初のフォールド位置とはかけ離れた冥王星へと南アタリア島もろともフォールドアウトしてしまう
そこで統合海軍の空母プロメテウス、強襲揚陸艦ダイダロスとの連結をし
地球への長い帰還を始める。トランスフォーメーションによる強襲型への変形と
ダイダロスアタックによりたった1隻でゼントラーディ軍と戦い。地球へと帰還した
その後ボドル基幹艦隊との最終決戦を行いこれを撃破
大戦終結後に修復されマクロスタウンの象徴として現在もマクロス・レイクに鎮座している
後年、長距離ではない移民船団や調査船団の旗艦として同型艦が複数建造された

艦長:ブルーノ・J・グローバル准将

全長:1200m
運用慣性重量:1800万t
動力:オーバーテクノロジー・マクロス・ヒート・パイルシステム・クラスター
推進システム:オーバーテクノロジー・マクロ・ノズル・クラスター(メイン)
         オーバーテクノロジー・バーニア・クラスター(バーニア)
武装:オーバーテクノロジー・マクロス・スーパーディメンション・エネルギー・キャノン(主砲)
   オーバーテクノロジー・集束ビーム・キャノン×8(副砲)
   178cmオーバーテクノロジー高速電磁レールキャノン×12他多数
超時空要塞マクロス他
SF-3A
LANCERII
統合軍の宇宙戦闘機
2連ビーム砲にコックピットとエンジンのみというシンプルな構造の機体
ゼントラーディ軍を迎撃するためにアームド級空母より発進するが撃墜される
単機で漂流することを想定したコールドスリープ機能を有す

全長:13.2m
空虚重量:9,500kg
全備重量:15,700kg
武装:ハワード2連装荷電粒子ビーム砲×1、ヒューズ熱核反応ミサイル×2
超時空要塞マクロス
SV-51反統合同盟軍が開発した可変型戦闘機
ASS-1が落下してきたことにより未知の宇宙生命体との戦闘を前提として開発された
熱核タービンエンジン搭載予定だが、開発が間に合わずに通常のターボファンエンジンを搭載
そのため航続距離は極端に短いが、当初から実戦を想定して開発されたため
統合軍の試作機がベースのVF-0よりも安定性があり、装甲も厚く武装も重火器が多い
またファイター形態でのホバリング機構など統合軍が開発した可変機よりも挑戦的な機構が採用されている
オプション装備として主翼に一撃離脱用のジェットブースターを搭載可能
αは一般兵用、γはエースパイロット用にチューンアップされている
なお戦後も一部の反統合同盟勢力下では生産が継続され、後継機であるSV-52も存在している
西暦2059年時点では熱核反応エンジンへと換装し動態保存状態で保管されている
後年ゼネラルギャラクシー社内の開発チームSVワークスが設立され
そこに所属する技術者がこの機体の開発に関わっていた

全長:22.77m
空虚重量:17,800kg
設計:スホーイ/イスラエル・エアクラフト・インダストリーズ/ドルニエ共同開発
エンジン:アビアドビガテルD-30F6Xターボファンジェット×2、VTOL用ファンジェット×2
最大速度:M2.81
航続距離:1910km(マイクロミサイルランチャー増漕タンク複合ポッド装着)
上昇限度:22500m
武装:12.7mmミニガン(Gsh-231)×1、55mmガンポッド(Gsh-371)×1
   マイクロミサイルランチャー×2、マイクロミサイル×18
    燃料気化爆弾、ツインブースター
マクロスZERO
SV-52
EAGLEII
反統合同盟軍が開発した可変型戦闘機
SV-51が熱核エンジンを搭載せずに通常のジェットエンジンを搭載して実戦配備された機体であったの対し
このSV-52は未知の異星人との戦闘を前提として熱核エンジンを搭載
統合軍のVF-1に相当する機体であったが、反統合同盟が解散された時に量産計画が破棄された
その後統合軍により接収された機体はデータ解析のために運用されたが
宇宙大戦時の地球総攻撃によりその大部分は失われた
旧反統合同盟勢力下のシェルターにて被害を免れた機体が
年代は不明だが後にマクロスフロンティア船団内の
バンキッシュレース出場チーム ヴィスワ&オーデル社により
最新のOTM技術とVF-17用熱核反応バーストタービンエンジンを使用してアップグレードされ再生
元々の空力特性の優秀さもありVF-171に匹敵する性能を獲得
SV-52γとしてバンキッシュレースで活躍

2050年代初頭のバンキッシュレース人気の盛り上がりにより
反統合勢力がその性能に目をつけるのに時間はかからなかった
2051年には反統合反乱軍がSV-52の設計図を入手し
2054年にはクリティカルパスコーポレーション傘下のヴォーグにより量産化された
装甲材を現代の進化した材質に変更されフレームを強化
更にγ用のエンジンがレーシング用のチューンされたものだったのに対し
量産型ではVF-19C改用のものをより強化したエンジンに換装された
元々大型の機体に最新のコンパクトなアビオニクスを搭載したことで機体内部に余裕が生まれ
燃料搭載スペースや冷却スペースが確保できたために航宙能力が向上した
追加武装のオーバーウィングブースターパックを装備することも可能
SV-51では部分的だったSWAGエネルギー転換装甲も強化され
ピンポイントバリアシステムも搭載、武装も近代化され強化された
さらには第3世代型のアクティブステルス機能も追加されAVFとして統合軍の驚異となった
バリエーションとして量産型のα、バンキッシュレース用にチューンされたγがある
バンキッシュレース用のγのペットネームはOryol

全長:22.77m
空虚重量:14,240kg
設計:スホーイ/イスラエル・エアクラフト・インダストリーズ/ドルニエ共同開発
改修:ヴォーグ
エンジン:新星/P&W/ロイス FF2100X(γ型)FF2550F(α型)熱核バーストタービンエンジン×2
最大速度:M4.8+(高度10,000m)、M21+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:オットー・メララMG40 55mmガンポッド×1
   マイクロミサイルランチャー×2、マウラーROV-25 25mmビーム機関砲×2
マクロス・ザ・ライド
Sv-154
Svärd
第1次ウィンダミア独立戦争当時の王国軍主力可変戦闘機
開発元はSv-262と同じディアン・ケヒト
ICS未搭載の小型軽量な機体だが当時の新統合軍主力機であるVF-171を上回る性能を有している

開発:ディアン・ケヒト
マクロスΔ
Sv-262
DORAKENIII
ウィンダミア王国軍主力可変戦闘機
巨大財閥イプシロン財団傘下の航空機メーカー ディアン・ケヒト社が生産
開発はゼネラルギャラクシー社から引き抜かれたSVワークス
SVワークスは自らをゼネラルギャラクシー創設者のアレクセイ・クラーキンの意志を継ぐチームとしている
チーム内にはかつての反統合同盟技術者もいる
対VF用VFとして迎撃任務や拠点防衛などを担う局地戦闘機として設計されており
形式番号のSvもスレイヤーバルキリーの略
惑星ウィンダミアIVから採れるフォールドクォーツを利用した
リヒートシステムにより短時間の推力強化が可能
VF-31ジークフリートのフォールドウェーブシステムより完成度は劣っているが
純粋な推力強化だけに特化しているために他機種の2倍のブーストが可能
そのため同時代のVFの中でも上昇力、加速性能、機動性に優れている
複雑な可変機構を持つために航宙用燃料の搭載スペースが少なく航宙性能に難がある
しかし翼端に増槽兼用のブースターである
無人支援機リルドラケンを装備することである程度の問題は解消
コックピットには装甲強化キャノピーを採用しており外部映像をコックピット内部に投影
耐高G用のISCユニットは搭載しているが
元々身体能力の高いウィンダミア人の搭乗を前提としているためEXギアは装備していない
バリエーションとしては一般型のBa型、指揮官タイプのHs型がある

全長:17.54m
空虚重量:9,782Kg(Ba型)、9,810kg(Hs型)
設計:SVワークス
製造:ディアン・ケヒト
エンジン:P&W/RR/LAIステージIIG FF-2999/FC2熱核タービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HMM-10A
最大速度:M5.8+(高度10,000m)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:マウラーROV-76 対空ビーム機銃×2、ゼネラル・ギャラクシーGBP-35A ビームガンポッド×1
    ラミントンLM-27C 27mmリニアレールマシンガン(ミニガンポッド)×2
    DAS-03k アサルトソード×1、LD-262S リルドラケン×2
    光学ステルスシステム、ピンポイントバリア
マクロスΔ
VA-3
INVADER
統合軍可変攻撃機
宇宙空間、空中、陸上、水中と用途を問わず運用できる
攻撃能力は高いが、空戦能力は低いため重装甲となっている
用途の豊富さから密漁組織などでも運用されている模様
A型、B型、C型、M型などのバリエーションが存在する

全長:16.20m
空虚重量:13,330kg
設計:ノースロム/グラマン
エンジン:新中州重工/P&W/ロイス FF-2020A熱核反応タービンエンジン×2
最大速度:M2.2+(高度10,000m)、M4.2+(高度30,000m以上)
武装:ビームガン、ハイマニューバミサイル×6、マイクロミサイル×12、魚雷(水中時のみ)
VF-X2(PS用ゲーム)
マクロスダイナマイト7
VB-6
Kônig Monster
陸軍主体で設計されたデストロイドモンスターに可変機構を持たせた機体
重爆撃機で都市制圧などの局地戦で本領を発揮する
機動性は低いがそれを補って余りある重装甲と火力が特徴
開発は難航を極め機体のスケールダウン、モンスター設計主任の離脱など難しい問題が続出した
設計から約30年経った西暦2059年においても
マクロス・フロンティア船団の民間軍事プロバイダーにて運用され
2067年に起こった第2次ウィンダミア独立戦争時にも活躍と息の長い機体である

全長:29.78m
空虚重量:101,900kg
設計:ケーニッヒ・ティーゲル
開発:新中州/ノースロム・グラマン/ケーニッヒ・ティーゲル
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF2025BX熱核反応タービンエンジン×4
バーニアスラスター:新中州/ビガース 電磁プラズマロケットエンジン・レールガン複合システム×4
最大速度:M1.7+(高度10,000m)、M3.2+(高度30,000m以上)
武装:対空対地機銃ターレット×1、ライセオン/新中州3連装対地対艦ミサイルランチャー×2
    新中州/ビガース320mm4連装レールガン×1
    対空対地近接小型高機動ミサイル速射ランチャー×2
VF-X2
マクロスF
マクロスΔ
VF-0
PHOENIX
統合軍の試作機であったが、反統合軍が可変戦闘機を実戦投入したことにより
実戦用に改修されたVF-1の先行量産機
OTMのもたらしたSWAGエネルギー転換装甲によりバトロイド形態で部分的に装甲強度を確保
簡易アクティブステルス機構などが搭載されている
反応エンジンを搭載しておらず機体は大型化し、VFとしてのアビオニクスも未完成であり
操作性も決して良いとは言い難い機体である
性能を引き出せたのはVF-X1実験部隊にいたロイ・フォッカー少佐だけとも言われている
急遽実戦配備されたためエンジンは通常のターボファンエンジンをオーバーチューンして使用
そのため燃費が悪く航続距離も短く、空中給油機の支援が不可欠である
VF-0でS型、A型、B型、C型、D型のバリエーションが開発され
VF-1のバリエーションの基礎ともなった
リアクティブアーマーを装備するなど後のVF-1運用を想定した装備などがある
QF-2200Aゴーストをブースターとして使用した運用も可能である
宇宙空間での運用を考慮していたために各部分の気密性も高く短時間ならば水中潜行も可能
一説によれば、反統合軍が開発したSV-51の設計思想を取り入れたとも言われている
開発メーカーの新星は新星インダストリー設立以前の新星社
VF-0の機体はすべてが失われているが2058年にVF-0Aの残骸が発見され
その残骸をベースに当時の技術を利用して復元され
細部は異なっているがバンキッシュレースに出場している

全長:18.69m(A型)
空虚重量:16,191kg(A型)16,805kg(D型)
設計:ノースロップ・グラマン/ストンウェル/新星(A型)
   ノースロップ・グラマン/ストンウェル/ベルコム(D型)
エンジン:EGF-127ターボファンジェット改×2
バーニアスラスター:新中州ARR-2 ロケットモーター×3
最大速度:M2.74
航続距離:2075km(背部コンフォーマルタンク装着)
上昇限度:25000m
武装:マウラー社製レーザー機銃×1(A型、D型)(S型は×2)
   ヒューズGPU-9 35mmガトリングガンポッド×1
   中距離空対空ミサイル AMRAAM2×12、スーパーパーツ×2
   レイセオン-エリコーンGH-30BI/IR誘導 マイクロミサイル×24、チャフ・フレアディスペンサー
マクロスZERO
VF-1
VALKYRIE
ASS-1のもたらしたオーバーテクノロジー(以下OTM)によって開発された機動兵器
その最大の特徴は従来の戦闘機としての運用だけではなく
人型のバトロイド形態への変形、ガウォークと呼ばれる戦闘機形態と
バトロイド形態の中間形態(鳥型)への変形機構を持っているところにある
人類の5倍もあるとされる未知の異星人との戦闘を前提として
開発されたための変形機構でもある
装甲はSWAGエネルギー転換装甲により高い防御力を誇る
エンジンもOTMによる技術で開発された熱核反応エンジンを搭載
これにより無限の航行が出来、単独での大気圏突破及び突入が可能である
バリエーション機も豊富であり量産タイプのA型、火力を強化した小隊指揮官用のJ型
上級指揮官用としてレーダー性能、火力強化、推力強化されたS型
主に機種転換訓練用として運用された副座のD型がある
また宇宙空間における推力不足を補うため大型の追加ブースターを装備した
ファストパックと呼ばれる装備があり
ビームガンを装備したストライクパックバージョン(S型のみ)も存在する
西暦2050年時にも運用され続け内部を全面改修したVF-1X-plusと呼ばれる改修機が存在している
西暦2067年には星間複合企業ケイオスにてEX-ギアを装備した練習機のVF-1EXが運用されている
ゼントラーディ軍との宇宙大戦時に多大な戦果を挙げ
その血統は後のVFシリーズに受け継がれている
尚、バルキリーとは本来このVF-1のペットネームであったが
後世において可変戦闘機の総称となった

全長:14.23m(A、J、S型)14m(D型)
空虚重量:13,250kg
設計:ノースロム/ストンウェル/ベルコム/新中州/グラマン/センチネル共同
生産 A型、D型:ノースロム/ストンウェル
   J型:新中州重工(ライセンス生産)
   S型:ノースロム(ライセンス生産)
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF2001熱核反応タービンエンジン×2
補助ブースターユニット:新中州NBS-1×4
最大速度:M2.81+(高度10,000m)、M3.87+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:ブースター使用で衛星軌道上まで
武装:マウラー社製レーザー機銃RöB−20(A型×1)(J型×2)(S型×4)(D型×2)
    ハワードGU11 55mm3連装ガンポッド×1、UUM-7 マイクロミサイルポッド×4
    RMS-1 大型対艦反応弾、 AMM-1 対空対地ミサイル×12
    FASTパック、GBP-1Sプロテクターウェポンシステム
超時空要塞マクロス他
VF-4
LIGHTNINGIII
VF-1の後継機として開発されたVF
人類の種の保存を目的とした人類宇宙移民政策に基づき
第1次超長距離移民船団メガロード01の主力艦載機として配備
VF-1とは違い宇宙空間での運用を重視して開発されたため大気圏内での性能が低下
そのためVF-1も継続して生産されていた(後にVF-5000へ変更)
VF-1のような汎用性を持った完全な後継機の登場はVF-11まで待つこととなった
開発にはゼントラーディ側技術を採用している
この機体から熱核タービンエンジンと化学燃料ロケットを標準装備するようになっており
宇宙空間においてはファストパック付きVF-1を遥かに凌駕する性能を獲得している
VF-11が登場するまで主に宇宙空間用として大気圏内用のVF-5000と共に主力機として活躍した
最後のスカル部隊機としても有名
このVF-4にもバリエーションが多数有り、A・B・C・D・S・G型などが存在する

全長:14.92m
空虚重量:13,950kg
設計:ストンウェル/ベルコム
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF-2011熱核反応タービンエンジン×2
バーニアスラスター:新中州/P&W HMM-1A
最大速度:M3.02+(高度10,000m)、M5.15+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:ブースター使用で衛星軌道上まで
武装:単砲身荷電粒子ビーム砲×2、中距離ミサイル×12、80mm3連装荷電粒子ガンポッド×1
    GU-11 55mm3連装ガンポッド×1(D・S型)他
マクロス・フラッシュバック
2012
VF-9
CUTLASS
ゼネラル・ギャラクシー社初の量産型VF
前進翼が特徴的な機体
開発には天才技術者と呼ばれたゼントラーディ人のアルガス・セルザーが関わった
後のYF-19に影響を与えたとも言われており空力特性に優れている
ダンシングスカル隊に配備された
後年VF-22の熱核バーストタービンエンジンを搭載しAVFの水準まで性能向上したE型が開発されるが
制御が難しく事故が多発し生産中止となっている

全長:11.2m
空虚重量:7,500kg
設計:ゼネラル・ギャラクシー
エンジン:新中州/P&W/ロイス  FF-2019熱核タービンエンジン×2
最大速度:M2.7(高度10,000m)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
武装:マウラーRöV-25 2連装レーザー機銃×1 35mmガンポッド×1
MACROSS M3
(DC用ゲーム)
VF-11
THUNDER BOLT
VF-1の実質的な後継機とされる統合軍の主力機
VF-1以降のVFがその運用環境を限定した機体であったのに対し
VF-11はVF-1以来となる汎用性を持った機体となった
開発は老朽化しつつあったVF-4の穴埋め的な存在として進められたが
軍から要求された以上の性能を発揮したためVF-14とのコンペティションを経て制式採用された
2040年時には、ほぼ全ての部隊に配属されており他のVFはその殆どが第一線から追いやられている
最大の特徴はバトロイド形態時にシールドを装備していることである
これにより格闘戦能力が向上
また、機体背部にレーザーバルカンを装備することにより
空中戦でも優位に立つことが出来るようになった
B型においてはガンポッドに銃剣を装備することにより、より格闘戦に秀でた機体となった
VF-1と同様にファストパック、プロテクターウェポンシステムを装備することも可能である
さらに機体背部にレドームを装備することにより早期警戒機としての運用も可能
バリエーションも豊富でA型、B型、C型、D型、MAXL型などがあるほか
ミレーヌ・ジーナス専用の機体としてサウンドシステム搭載型(VF-11MAXL改)や
ジャミングバーズ専用のVF-11D改もある

全長:15.5m
空虚重量:9,000kg
設計:新星インダストリー
エンジン:新星/P&W/ロイス FF-2025G熱核タービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HMM-5B
最大速度:M3.5+(高度10,000m)、M8.2+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限界:42,000m(ブースター使用時は衛星軌道上まで)
武装:対空パルス・レーザー×1、30mm6連ガンポッド×1
   チャフ・フレアディスペンサー×2他オプション多数
MACROSS PLUS
マクロス7
VF-14
VAMPIRE
VF-4の発展型でありゼントラーディ系の技術が取り入れられている
VF-4と同様の三胴構造となっているが、VF-4よりもなめらかな流線型でまとめられており
可動式の主翼などにより高い大気圏内での性能も併せ持つ
VF-11との次期主力機としてのコンペティションに参加したが敗れた。
全長が19m以上という大型の機体であり、艦載機としての運用には向かないとして採用を見送られた
しかしその堅牢な機体と航宙能力の高さ、ペイロードの大きさからから
一部の調査船団や移民船団などでライセンス生産され運用された
機体が大型で拡張に余裕があるためミコヤンの協力のもと機体の大型化と武装強化を施した
VA-14ハンター(HUNTER)という機体が生まれ主にマクロス5船団に配備された
また本機にはアクティブステルス導入以前のパッシブステルス技術が投入されており
後のVF-17開発に貢献した。
独立遊撃部隊のダンシングスカル隊に配備され
他にバロータ恒星系の特務調査隊や
マイクローン化したゼントラーディによるマクロス5船団等で運用されたが
そこでプロトデビルンにより捕獲されエルガーゾルン等に改造されてしまった

全長:19.58m
空虚重量:12,600kg
設計:ゼネラルギャラクシー/メッシー
エンジン:新中州/ダイムラー FF-2770D熱核エンジン×2
バーニアスラスター:P&W/ダイムラー HMM-5C
最高速度:M3.8+(高度10,000m)、M21+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無限
武装:BC-27A マウラー社製固定中口径ビーム砲×2
    ビフォーズAAM-01S 内蔵ミサイルランチャーポッド×2、35mmガトリングガンポッド
MACROSS M3
マクロス7
VF-17
NIGHT MARE
アクティブステルス導入以前に採用されたステルスVF
新開発の熱核バーストエンジンを搭載することにより
FASTパック無しでも十分な推力を得ることができる
外見はステルス機特有の多面体構造であり、決して空力特性に優れているわけではないが
その運用が殆ど宇宙空間ということでさして問題にはなってはいない
同時期のVF-11よりも重装甲でありながら殆どの局面においてVF-11以上の性能を有しており
高級機として特定の部隊にしか配備されていない。いわばエリート専用機である
FASTパックを装備することでより高機動な機体へと進化する
バリエーションも豊富でA型、C型、S型、D型、T型がある
第37次超長距離移民船団においてダイヤモンドフォース部隊機として活躍
他にサウンドフォース専用機(T改)も開発され
後年、基本性能を落とした普及型(VF-171)が開発された

全長:15.63m
空虚重量:11,850kg
設計:ゼネラル・ギャラクシー
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF-2100X熱核バーストタービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HMM-6B
最大速度:M4.00+(D型)M4.2+(S型、T改型)(高度10,000m)、M21+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
武装:レーザーキャノン×2、4連対空レーザーガン×1、中口径ビームガン×2
    7連ガンポッド×1、マイクロミサイルランチャー×4他オプション多数
マクロス7
VF-19
EXCALIBUR
スーパーノヴァ計画に基づき開発された統合軍主力機
AVF(全領域可変戦闘機)として開発されYF-19としてコンペティションを経て制式採用された
原型となったYF-19の高機動性能はパイロットに多大な負担を強いるとともに
プロトタイプの翼形状では機体の特性がピーキー過ぎるために
この量産型のVF-19では翼形状の変更を行い
高機動性能を落としてあるが他のVFに比べれば機動性は十分に高い
(A型・C改型・P型はほぼプロトタイプに近い性能を有す)
翼形状の設計変更等により過激な高機動性よりも安全性を重視した機体へと設計変更された
FASTパックやフォールドブースターなど様々なオプション装備を搭載可能
また、このVF-19にはサウンドシステムを内臓した
VF-19C改ファイヤーバルキリーというバリエーションも存在する
このファイヤーバルキリーはサウンドスティックシステムなど
従来のVFとは一線を画した機体となっている
VF-19にもバリエーションが多数存在しており、A型、C型、E型、F型、S型、P型がある
後年モンキーモデルのEF型も開発され、この機体をベースとしたEF/Aアドバンスという機体が開発され
SMSに所属する機体がバジュラ戦役において活躍
第37次超長距離移民船団のエメラルドフォース部隊機及びサウンドフォース機として有名
主力機として開発されたが生産の難しさや高コスト・高機動性能ゆえVF-11ほど普及はしなかった

全長:18.47m
空虚重量:8,620kg(S型)、8,550kg(F型)、8,400kg(C型)
設計:新星インダストリー
エンジン:新星/P&W/ロイス FF2500J(S型)FF2500F(F型)熱核バーストタービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HMM-7(S型、F型)HMM-6R(C型)
最大速度:M5.1+(高度10,000m)、M21+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:REB-30G レーザー機銃(S型、C型×2、F型×1)、ピンポイントバリアシステム×1
   GU-15 ガンポッド×1、マイクロミサイル×24、中距離ミサイル×6他多数
   フォールドブースター×1、サウンドブースター
マクロス7他
VF-22
STURMVÖGELII
このVF-22はスーパーノヴァ計画に基づき開発されたYF-21を量産型として再設計した機体
AVFの競争試作には敗れたもののテロリスト相手の
特殊作戦用機体としてバトロイド同士の格闘戦を考慮
ゼントラーディ系バトルスーツの流れを組み
バトロイド形態時の卓越した格闘戦能力を買われての制式採用となった
YF-21の最大の特徴であった脳波コントロールシステム(BDI SYSTEM)を大幅に簡略化しているため
限界性能を引き出すことは出来ない
そのため操縦系を手動コントロールへと再設計している
主に特殊任務用として運用されており、少数ながら配備されている
VF-25が開発されるまで操縦性などあらゆる面で傑作機として評価された
バリエーションとしては通信能力を向上させた指揮官タイプのS型があり
伝説的なパイロットであるマクシミリアン・ジーナスも搭乗した

全長:19.62m
空虚重量:9,340kg
設計:ゼネラル・ギャラクシー
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF2450B熱核バーストタービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HMM-6J
最大速度:M5.07+(高度10,000m)、M22+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:REB-22 レーザービームガン×2、AAB-7 対空ビーム砲×1、ピンポイントバリアシステム×1
    ヒューズ/GE GV-17L ガトリングガンポッド×1
    BML-02S マイクロミサイルランチャー×4、フォールドブースター
マクロス7他
VF-25
MESSIAH
新世代主力可変戦闘機
新星インダストリーとゼネラル・ギャラクシーが共同開発したYF-24をベースに
YF-24のコンセプトを引き継ぎ、試作機YF-25プロフェシーによる各種試験を経て
マクロス・フロンティア船団の新星インダストリー・フロンティア工廠とL.A.I技研が共同で開発した
民間軍事プロバイダーのS.M.Sに先行して配備され実戦的な性能評価試験を行っていた
高耐Gパワードスーツ「EXギアシステム」と同期させたコックピットシステムを持つ
慣性制御を司るISC(Inertia Store Converter)ユニットを搭載しているのが最大の特徴
これはパイロットにかかる高負荷を一時的にフォールドクォーツによって
異次元に移し少しずつ通常空間に戻すことにより
パイロットへの負担を軽減させるシステムである
またVFシリーズとしては初となるプロテクターウェポンシステム装着状態での変形が可能となっている
外部接続によりEXギアを用いてのコネクトスレイブが可能ともなっている
フロンティア船団を襲ったバジュラやギャラクシー船団との戦闘において正規軍以上の戦果を挙げる
指揮官用のS型、標準型のA型、A型をベースにより最適化された僚機タイプのF型
長距離支援用のG型、索敵・電子戦用のRVF型などのバリエーションがある
RVF型は直衛に3機の無人機ゴーストを遠隔制御している
また通常のファストパック以外にもアーマードパックやトルネードパックなどオプションも多数存在する
本機のアーマードパックは従来のVFとは異なりバトロイド形態時のみではなく
変形を考慮しクリアランスが確保されている
新統合軍内での正式型番はマクロスフロンティア船団開発を示すVF-25/MF25

全長:18.72m
空虚重量:8,450kg
設計:新星インダストリー/ゼネラル・ギャラクシー/L.A.I共同開発
製造:新星インダストリーマクロス・フロンティア工廠(L.A.Iが技術支援)
エンジン:新星/P&G/PR FF-3001A ステージII 熱核タービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HWM-9
最大速度:M5.0+(高度10,000m)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:ハワードGU-17A 58mmガンポッド×1
    SSL-9B ドラグノフ・アンチ・マテリアル・スナイパーライフル×1(G型)
    マウラーRöV-217C 12.7mmレーザー機銃(S型×4、F型×2、A型・G型×1)
    ラミントンES-25A 25mm高速機関砲×2、マウラーROV-25 25mmビーム機関砲×2
    アサルトナイフ×1、マイクロミサイルポッド(ファストパック)
    ピンポイントバリアシステム、フォールドブースター、フォールドスピーカー
マクロスF
VF-27
LUCIFER
サイボーグ兵用可変戦闘機
新星インダストリーとゼネラル・ギャラクシーが共同開発したYF-24をベースに
マクロス・ギャラクシー船団のガルド・ワークスが独自に開発した機体
ベース機のYF-24とはコンセプトが異なっておりギャラクシー船団の独自性が色濃く反映されている
エンジンも通常の脚部だけではなく両翼の中央部に1基ずつ追加されており
生身の人間による運用ではなく、強化された人間による運用を前提として開発され
有人機では考えられないほどの圧倒的な機動力を誇る
コントロールシステムにはかつてのYF-21に搭載されていた
脳波コントロールの発展型システムが組み込まれ
インプラント技術によりパイロットが遠隔操作出来るようになっている
コックピット内は擬似全周囲モニターとなる
VF-25との外見上の違いは装甲化されたキャノピー、三次元ベクターノズルなど
機体とパイロットの一体化という点で1世代先の可変戦闘機となった
サイボーグ兵とは言っても脳など生身の部分もあるため
慣性制御システムやEXギアシステムなども取り入れられてはいる
形状的にはベース機よりもかつてのYF-21系統に似た形状となっている
武装はビーム兵器主体であるが実弾兵器も搭載されている
本機においてもスーパーパックが用意されており大気圏内用のゴーストを改装し
背部ブースターとして使用することで通常時のYF-29に匹敵する機動性を得る
バリエーションとしては一般型のβ、ブレラ少佐用のスペシャル機であるγがある
サイボーグ兵という倫理的な問題やギャラクシー船団が技術開示を拒否していることから
新統合軍からは正式な配備が認められていないために試作機ナンバー扱いのYF-27とされている
本機には開発段階の試作機YF-27シャヘル (SHAHER)も存在した
この機体は技術実証用に複数製造された

全長:18.8m
空虚重量:12,080kg
設計:新星インダストリー/ゼネラル・ギャラクシー
開発:マクロス・ギャラクシー可変戦闘機開発工廠「ガルド・ワークス」
エンジン:新中州/P&W/RR/MG FF-3011/C ステージII 熱核タービンエンジン×4
バーニアスラスター:P&W HWM-9
最大速度:M5.2+(高度10,000m)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:マウラーRöV-20 20mmビーム機銃×1、25mm高速機関砲or25mmビーム機関砲
    BGP-01β ビームガンポッド/ビームグレネード×1
    センチネルHBC/HS-35B 35mm重ビーム機関砲
    ビフォーズBML-04B 4連装内蔵マイクロミサイルランチャー×4
    ラミントンES-25A 25mm高速機関砲×2、スーパーフォールドブースター
    QF-5100D ゴブリンII ブースターウェポンユニット
マクロスF
VF-31
SIEGFRIED
新統合政府が各宇宙移民船団や植民惑星による地方分権、自治権拡大を危惧し
それらの勢力で開発・製作された新型VFに対抗し上回るために開発させた機体
民間軍事プロバイダーS.M.Sウロボロス支社が開発したYF-30をベースに
新星インダストリー、L.A.I、飛鳳航天工業公司、バーラトの4社による
合弁企業「スーリヤ・エアロスペース」が開発
ベースとなったYF-30同様機体背部にはマルチパーパスコンテナユニットを搭載
これを換装することでマルチロールな運用が可能となっている
YF-24系統の機体であるためEXギアやISCなどの諸装備を搭載
しかしYF-30で装備していた高純度のフォールドクォーツは希少物質のため
VF-31では小型のフォールドクォーツや人工のフォールドカーボンで代用
そのため基本性能はYF-30からは大幅に低下したがVF-25とほぼ同程度以上の性能は有している
星間複合企業ケイオスにおいて複数の機体が運用されており
ケイオス内の音楽戦術ユニット『ワルキューレ』護衛部隊Δ小隊が改修機を運用
一般機のA型はYF-30同様のクロースカップルドデルタ翼を採用
カナードの大型化などの仕様変更が行われているが
低純度のフォールドカーボンを採用しているためフォールドウェーブシステムは未搭載
A型の愛称はカイロス(KAIROS)

Δ小隊で運用されている機体は護衛任務に特化しているために様々な改修が施されている
一般機よりも大型のフォールドクォーツを搭載しYF-30と同じフォールドウェーブシステムを搭載
このシステムによってワルキューレの歌から発生するフォールドウェーブを
増幅して中継自機のクォーツと共振させて性能が一時的に向上する
このシステムに対応するためにエンジンや機体各所を改修
また大気圏内での運用が多くなるため翼形状は前進翼を採用
マルチパーパスコンテナにはシグナスと呼ばれるマルチドローンプレートへのエネルギー供給装置
フォールドウェーブを利用したサウンドプロジェクションユニットを搭載している
Δ小隊では各パイロットに応じて最適化された機体運用をおこなっており
バトロイド時の頭部形状や搭載AI、ワルキューレメンバー用の各種パラメーターが最適化されている
この機体にもFASTパックが用意されているが歴代のVFとは異なり
マルチパーパスコンテナを持つ本機では概念が一新されマルチパーパスパックと呼ばれている
バリエーションは制宙支援戦闘機のJ型(ハヤテ機)、戦術支援戦闘機のC型(ミラージュ機)
早期警戒・電子戦機のE型(チャック機)、制宙支配戦闘機のF型(メッサー機)
指揮官機のS型(アラド機)がある

全長:19.31m
空虚重量:8,525kg(J型)、8,533kg(C型)、8,531kg(F型)、8,542kg(S型)、8,250Kg(A型)
設計:スーリヤ・エアロスペース(Δ小隊機の改修はケイオス・ワルキューレ・ワークス)
エンジン:新星/P&W/RRステージIIC FF-3001/FC2 熱核タービンエンジン×2(ジークフリード)
                       FF3001A 熱核タービンエンジン×2(カイロス)
バーニアスラスター:P&W HMM-10A
最大速度:M5.5+(高度10,000m)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:マウラーRöV-127E 12.7mm対空ビーム機銃(S型×4、C型、E型、F型×2、J型、A型×1)
    ラミントンLM-25s 25mm/LM-27s 27mmレールマシンガン(ミニガンポッド)×2
    ガーバー・オーテックAK/VF-M11 アサルトナイフ×2、ハワードLU-18A ビームガンポッド×1
    エンジン上面ランチャー×2、ビフォーズCIMM-3B マイクロミサイル×36
    MDP-001W シグナス×16、フォールドブースター、ピンポイントバリア、チャフ&フレア
マクロスΔ
VF-171
NIGHT MARE
PLUS
VF-17をベースに操縦性とメンテナンス性の向上を施した暫定主力機
西暦2059年時点で最も普及している機体
VF-17から基本性能を落とすことでVF-17を量産する際の難点であったコスト高を解決
また無人戦闘機を主力化するため有人VFの軍からの要求性能が下がり
ペイロードの大きいVF-17を戦闘爆撃機化することで主力機として普及した
背景にはAVFとして開発したVF-19及びVF-22などの主力機が高コストや操縦性の難易度などで
主力機としての完全な普及が行えなかったことも影響している
機首の延長や空力の見直しなどによりベースとなったVF-17よりもスリムな印象を受ける
ピンポイントバリアの装備により近接格闘戦能力も向上
アクティブステルスを装備したことによりステルス性が向上したために搭載武器が増えた
機体性能とコストパフォーマンスのバランスも良くパイロットにも評判は良い
また対バジュラ戦用にEXギアシステムを導入したVF-171EXという機体もある
重量子ビーム砲や強化MDE弾搭載ミサイルポッドなどを装備した重武装型として開発された
しかしVF-25との基本性能差を埋めることは出来ずに苦戦した
スーパーパックやアーマードパックなど追加武装の他RVF型のバリエーションもある

全長:15.65m
空虚重量:12,950kg
設計:ゼネラルギャラクシー/L.A.I
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF-2550F ステージII 熱核タービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W 高機動HMM-6B
最大速度:M4.3+(高度10,000m) M21+(高度30,000以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:ビフォーズAMG-30 30mm重機関砲×2、エリコーンAAB-9A ビーム砲×2
    ハワードGU-14B改 ガンポッド×1、ビフォーズBML-02S マイクロミサイルランチャー×2
    ビフォーズAAMM-05D 中射程対空ミサイル×1
    センチネルFXA-60A 高速徹甲ロケット6連装ポッド×1
    L.A.I AAMS-02A 短射程高機動対空ミサイル3連装×1
    センチネルAVM-11R 対空母用大型対艦ミサイル4連装×1
    対バジュラ用MDE重量子反応砲/30mmMDE機関砲マトリクス
    ピンポイントバリア、フォールドブースター
マクロスF他
VF-3000
CRUSADER
VF-1をベースに機体の大型化、変形機構の改良を施した機体
少数のみの生産となり量産化はされなかったが、コンセプトはVF-5000へと受け継がれた
別名「ストレッチバルキリー」
派生型として爆撃能力を付与したVF-3000Bという機体がある

全長:15.5m
空虚重量:11,950kg
設計:ストンウェル/ベルコム
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF-2450A熱核タービンエンジン×2
武装:GU-11ガンポッド×1、マウラーRöV-22×2、大口径レーザー砲×1
マクロスM3
VF-5000
STAR MIRAGE
VF-1の基本設計をゼントラーディ系技術を用いて再設計した機体
主に大気圏内用制空戦闘機として運用されており高い機動性を誇る
VF-4の大気圏内においての運用に制限があるために開発された
空力性能を高めるために主翼と胴体が一体化されるブレンデットウィングボディ構造となっている
VF-11が制式採用された後は惑星ゾラの銀河パトロール部隊などの辺境惑星にて運用されている
新星インダストリー社設立後初の量産VFともなった

全長:14.03m
空虚重量:8,300kg
設計:新星インダストリー
エンジン:新星/P&W/ロイス FF-2015RB 熱核反応タービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HMM-3A
最大速度:M2.85+(高度10,000m)、M4.73+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:ブースター使用時は衛星軌道上まで
武装:対空レーザー砲×1、ガンポッド×1、マイクロミサイルランチャーポッド×1他
マクロスダイナマイト7
VE-1
ELINT SEEKER
VT-1にEWAC機能を装備した警戒機
機体背部に大型のレーダーを装備し、マクロスでは発見できない敵艦などを索敵した
電子作戦機としての能力も有している

全長:14.78m
空虚重量:13,250kg
設計:ストンウェル/ベルコム
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF-2001熱核反応タービンエンジン×2
補助ブースターユニット:新中州 NBS-1×4
最大速度:M2.71+(高度10,000m)、M3.87+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限界:ブースター使用で衛星軌道上まで
武装:無し
超時空要塞マクロス
愛・おぼえていますか
VT-1
OSTRICH
ブロック5以降の後期生産型をベースに初等訓練用として開発された副座機
訓練用としては他にVF-1DがあるがVF-1Dとの違いはこのVT-1は
完全に初等訓練用であるため武装等を装備していない点である
専用のスーパーパックを装備、その愛称がスーパーオストリッチ

全長:14.78m
空虚重量:13,250kg
設計:ノースロム
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF-2001熱核反応タービンエンジン×2
補助ブースターユニット:新中州 NBS-1×4
最大速度:M2.71+(高度10,000m)、M3.87+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限界:ブースター使用で衛星軌道上まで
武装:無し
超時空要塞マクロス
愛・おぼえていますか
マクロスダイナマイト7
YF-19次期全領域可変戦闘機(AVF)としてスーパーノヴァ計画に基づき開発された試作機
西暦2040年に惑星エデンのニューエドワーズ基地においてYF-21とのコンペティションが行われた
YF-19は現行主力機VF-11にアクティブステルス性能を与え、新技術の導入を必要最小限に抑え
高機動性能を追及することにより従来のVFシリーズを凌駕する性能を誇るに至った
特徴的な前進翼は空力特性に優れており高機動性能を獲得している
反面パイロットに対する負担も増大する結果ともなっている
防御力強化の為のピンポイントバリアーシステムも装備しており
空中戦だけではなく格闘戦においても優秀な機体となっている
新星インダストリーが生み出した新世代の可変戦闘機である
なお試作機は4機製造された
主に実戦テストに使用された2号機のコールサインはOVAではα1(アルファ1)、劇場版ではイーグル1

全長:18.62m
空虚重量:8,750kg
設計:新星インダストリー
エンジン:新星/P&W/ロイス FF2200熱核バーストタービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HMM-6J
最大速度:M5.1+(高度10,000m)、M21+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:マウラー社製REB-30G対空レーザー砲×1、マウラー社製REB-23半固定レーザー機銃×2
   ハワードGU-15ガンポッド×1、ピンポイントバリアシステム×1、フォールドブースター他多数
MACROSS PLUS
YF-21
STURMVÖGEL
ゼネラル・ギャラクシー社が開発したAVF試作機
YF-19と共にコンペティションに参加した
ゼントラーディ系の技術が導入されており外見的にもそれまでのVFとは大幅に異なっている
この機体の最大の特徴が脳波コントロールシステム(BDI SYSTEM)である
従来のコントロールスティック操作とは異なり機体に取り付けられている光学センサによって
パイロットは全周囲を監視でき、己の身体のごとく機体を操作できる
しかし、このBDI SYSTEMはパイロットに精神集中を求める
そのため、常に冷静さを保ち続けなければならないため
集中が途切れると途端に操縦不能に陥りやすいという欠点も持ち合わせている
また機体素材にゼントラーディ系の生体素材が採用されており、翼面積を自由に可変させることも可能である
これにより空中での姿勢制御により自由度が増している
またリミッターを解除して四肢を排除することにより無人戦闘機並みの超高機動性能を発揮することが可能
YF-21は従来のVFとは異なり脚部にエンジンを配置しておらず
結果的に内蔵してある腕部・脚部がデッドウェイトになる
その脚部と腕部を排除して機体の限界性能を引き出すことが可能であるが
超高機動による強烈なGは生身の人間では耐えることの出来ないものであり
量産型のVF-22では限界性能を引き出すことは不可能となった
無人戦闘機並みの高機動に耐えられる技術は後のYF-24系統にまで持ち越されることとなった
ゼントラーディ系バトルスーツの流れを汲んでいるため別名クァドラン・バルキリーとも呼ばれている
コールサインはΩ1(オメガ1)

全長:19.62m
空虚重量:9,550kg
設計:ゼネラル・ギャラクシー
エンジン:新中州/P&W/ロイス FF2450B熱核バーストタービンエンジン×2
バーニアスラスター:P&W HMM-6J
最大速度:M5.06+(高度10,000m)、M21+(高度30,000m以上)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:エネルギーキャノン×2、ピンポイントバリアシステム×1
   ガトリングガンポッド×1、フォールドブースター他多数
MACROSS PLUS
YF-24
EVOLUTION
新星インダストリーとゼネラル・ギャラクシーが新世代AVFとして開発した
次期主力可変戦闘機のプロトタイプ
西暦2057年にM55恒星系第3惑星メサイア025において
ウラガ級護衛宇宙空母「上海III」を軌道上ベースとして原型初飛行を実施した
この機体の設計データは各植民惑星や移民船団へ供給され
移民船団などで独自に改良が施された機体が実戦用に開発されていった

主翼は前縁にドックトゥースを持ち、後縁はW状に屈曲したデルタ翼
また前世代AVFであるVF-19・VF-22に搭載されていた
アクティブステルスやピンポイントバリアシステムなどを更に進化させた技術など
最新技術がふんだんに盛り込まれている

開発の背景にはVF-171とゴーストの併用が常態化した現状を危惧した
新星インダストリー技術者と惑星エデンの新統合軍パイロットが開発に従事した
しかし新統合軍はこの開発に非協力的であった、その理由として
有人限界を超える機体を開発してもVF-19やVF-22のように
一部のパイロットにしか扱えない機体を開発する必然性が無いことや
2040年のシャロン・アップル事件や2050年の一部のレイブンズによる地球絶対防衛圏の突破など
反逆に使われるのではないかという危惧から新統合軍としては開発に興味を持たなかった
しかし新星インダストリーの技術者やエデンのパイロット、支援者の強い要望により開発が認可された

この機体の開発には伝説のエースでありマクロス7自治政府代表のマクシミリアン・ジーナスや
YF-19のテストパイロットを勤めたイサム・ダイソンなどが参加したという
マクロスF
YF-25
PROPHECY
新星インダストリーとゼネラル・ギャラクシーが新世代AVFとして開発した
YF-24をベースとして開発されたプロトタイプ
この機体の設計を修正してVF-25が製造されることになる。
マクロス30
銀河を繋ぐ歌声
YF-29
DURANDAL
対バジュラ戦用に開発された超可変戦闘機
新世代可変戦闘機として配備されたVF-25/27(YF-27)と共通の設計思想を持つ姉妹機
その特徴はバジュラとの戦闘を前提とした高純度のフォールドクォーツを用いた
フォールドウェーブシステムを搭載することで他の機体を凌駕する性能を獲得
主翼はVF-9、VF-19でも採用された前進翼とし、大気圏内での高機動を獲得
VF-27同様脚部以外に外翼エンジンを搭載し
ノーマル状態でVF-27のファストパックと同程度の運動性を実現
外翼部が可動するため複雑な機動が可能となっている
EX-ギアシステムやISCなどの諸装備も搭載、高G上限が大幅に引き上げられたために
生身のパイロットでもVF-27を上回る高G制御が可能となっている。ファストパックも装備可能
本機の最大の特徴は大量に搭載したフォールドクォーツを駆使したバジュラとのコミュニケーションであり
高出力のフォールドウェーブを利用してランカとシェリルの歌をバジュラに届け戦争終結へと導いた
VF-25のトルネードパックは本機のコンセプトを基に試験的に運用された。
またVF-27も本機のデータをLAI経由でリークされたデータを基に開発されたともいう。
この機体には地球本国仕様のB型(PARCIVALE)が存在している。

全長:18.73m
空虚重量:11,920kg
設計:新星インダストリーマクロス・フロンティア工廠/L.A.I共同開発
製造:新星インダストリーマクロス・フロンティア工廠/L.A.I共同
エンジン:新星/P&W/RR ステージII 熱核反応タービン FF-3001/FC1×2、
      新星/L.A.I/RR ステージII 熱核反応タービン・ラムジェット FF-3003/FC1×2
バーニアスラスター:P&W HWM-9
最大速度:M5.5+(高度10,000m)
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:ハワード/L.A.I HPB-01A 重量子ビームガンポッド×1
    ラミントンES-25A 25mm高速機関砲×2
    TW2-MDE/M25 隠顕式連装MDEビーム砲×1
    ビフォーズMBL-02 マイクロミサイルランチャー×12
    アサルトナイフ×1
    ピンポイントバリアシステム、フォールドウェーブシステム
マクロスF劇場版
サヨナラノツバサ
YF-30
CHRONOS
VF-25/27およびYF-29とは共通の設計思想を持つ姉妹機
民間軍事プロバイダーS.M.Sウロボロス支社が独自開発した試作機である
本来の目的はフォールド断層突破のための「可変超時空突入艇」計画だが
新統合軍への技術開示を防ぐために新規のVF開発としてウロボロスにて極秘裏に開発された
S.M.Sウロボロス支社長であり優秀なエンジニアでもあるアイシャ・ブランシェットにより設計・開発された
Ex-ギアやISCなど諸装備はもちろんのこと新たにマルチパーパスコンテナユニットを搭載
このユニットは全形態で機体上部に展開でき、フォールド空間への突入時には探査ユニットとして機能
また用途に応じてユニット内部を換装することにより装備の変更が可能となっている。
このコンテナユニットを搭載することにより
従来ではファストパック装備による火力増強などが必須であったが
本機ではこのコンテナユニットを換装するだけで
マイクロミサイル、大型ビーム兵器、電子戦装備、
ブースター、兵員輸送などあらゆる局面に対応可能となっている
また本機にはYF-29に搭載されていたフォールドウェーブシステムの改良型
フォールドディメンショナルレゾナンスシステム(F.D.R)を搭載している
惑星ウロボロスにはプロトカルチャーの遺跡が多く希少なフォールドクォーツが入手できた
西暦2067年には本機を発展させたVF-31ジークフリードが運用されている

全長:18.84m
空虚重量:8,106kg
設計:アイシャ・ブランシェット特務少佐
製造:新星インダストリー/L.A.I/S.M.Sウロボロス支社
エンジン:新星/P&W/RR ステージII 熱核反応タービン FF-3001/FC2×2
バーニアスラスター:P&W HWM-9
航続距離:無限(宇宙空間では推進剤が切れるまで)
上昇限度:無制限
武装:新型重量子ビームガンポッド×1
    12.7mmビーム機銃×2
    マルチパーパス・コンテナユニット×1
    アサルトナイフ×1
マクロス30
銀河を繋ぐ歌声

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