超時空要塞マクロス
セリフ

ミス・マクロス
ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ
店員
ミンメイ
店員
ミンメイ

ミンメイ
「はーい」
「やあ」
「どうしたの?急にこんなところへ呼び出したりして」
「う、いやあ、君を映画にでも誘おうかと思って」
「あら、残念ね。そろそろお店も忙しくなる時間よ行けないわ」
「あ、そうか忘れてた。俺、ここんとこ時間の感覚がずれてんだ」「あれ?空が映ってら」
「知らなかったの?軍の人たちが作ったのに、朝と夕方だけ空が映るのよ」
「しかし、やりすぎだよこりゃ」
「あら素敵じゃない毎日美しい黄昏が見れるなんて」
「たそがれ?」「誰も地球に帰る気なんかないんじゃないのかな」
「明日からはテレビ放送も始まるのよ。あ、そうそうミス・マクロスコンテストにジャミス・メリンが出るの知ってた?」
「えっジャミス・メリンってマクロスに乗ってるの?」
「ええ、進宙式のとき来てたでしょう。本物のジャミス・メリンよ見に行かない?土曜の夜」
「ああ、土曜は悪いけど無理みたい。当直で一晩中釘付けなんだ」
「あら少尉にもなると大変なのね」
「いらっしゃいませ」
「アイリッシュ」
「はい」
「よしそれじゃあ私、お夜食届けてあげる。あら普通の人は入れないのかしら?」
「いやいやそんなことはないよ大丈夫何とかするよ」
「お夜食は何人分?」
「え、ああ二人分でいいよ僕一人だから」
柿崎
マックス
CM


マックス
柿崎
マックス
柿崎
マックス
柿崎
「おいマックス、ミンメイちゃんがミス・マクロスに出るっての聞いたか?」
「えっ?」
「MBSマクロス放送局開局記念、ミス・マクロスコンテスト、
応募総数400名の中から書類選考で残った28名の美女が出場、最後に栄冠を勝ち取るのは誰か?
ミス・マクロスコンテスト、我らの女王選ぶのはあなた」
「へぇミンメイちゃんが出るのか」
「なあ見に行かないか?隊長に土曜の勤務は休めと言われたお前もだ」
「ほんと?」
「一人で十分だって、えらく上機嫌だったぞ」
「隊長にも春が来たかな」
「ん、なんだこれか?ふははははははは」

CM
ミンメイ
CM

CM
フォッカー

CM
「な、なに?ミス・マクロスコンテスト?なんでおたくが出るんだよ?」
「MBSマクロス放送局開局記念、ミス・マクロスコンテスト」
「町会長さんが勝手に応募しちゃったの」
「応募総数400名の中から書類選考で残った28名の美女が出場」
「んっとぉ」
「最後にこの栄冠を勝ち取るのは誰か?」
「なんだやきもちか?」
「違います!ただ馬鹿らしいだけです」
「ミス・マクロスコンテスト、我らの女王選ぶのはあなた」
エキセドル
ブリタイ
エキセドル
ブリタイ
エキセドル
ブリタイ
ワレラ
ロリー

「例の戦艦で大規模な艦内通信が行われているようなのですが」
「何とか傍受できないのか?」
「それが極めて情報量の少ない中波通信でして」
「なんだこれは?」
「分かりません。15ミクロ前からこの状態でして」
「よーし分かった偵察機の準備をさせろ」
「第1、第2エンジン24から36へ上昇」
「よし発進する」「旗艦所属第8強攻偵察隊099、乗員3名、
任務、敵艦の艦内通信の傍受及びその記録。コードネーム青い風
アナウンス

ディレクター
司会




未沙
クローディア
未沙
司会
ヴァネッサ
未沙
クローディア
未沙
クローディア
ヴァネッサ
クローディア
未沙
「ご場内の皆様大変長らくお待たせいたしました。
MBSマクロス放送局開局記念、ミス・マクロスコンテストを開催致します」
「本番5秒前、4、3、2」
「MBSマクロス放送局開局記念、ミス・マクロスコンテストいよいよスタートです」
「今日このステージに並んだ28人の美女、この中からただ一人、ミス・マクロスの栄誉に輝くことが出来るのです。
では、その幸運な女性に豪華なプレゼント。
VA-18ハイドロタービンエンジンを搭載の最新型スポーツ機ファンライナー。
イッキ・タテビシのデザインによるものです。この航空機にピッタリの女性、それはあなただけです」
「随分と豪華なのね」
「新品っていう話よ。艦内で組み立てた」
「ふーん」
「では、ここで審査の方々の紹介に移らせていただきます。まず最初はこの船マクロスの艦長グローバル准将」
「ふふふふふふふふ」
「でもこうして見ると艦長も結構お偉方っていう感じね」
「いやらしい目つき。あなた出れば良かったじゃない?」
「ええ?」
「優勝できたかもよ」
「12時直上敵機周回運動に入りました。偵察機と思われます」
「現在待機しているのは?」
「バーミリオン小隊、隊長は、一条輝少尉。プロメテウス一条少尉を呼び出して。えっいないって?そんな」
アナウンス
司会
ミンメイ
マリコ
ジャミス
ミンメイ
マリコ

ジャミス
マリコ
ジャミス
ミンメイ

ジャミス
マリコ
スタッフ
ミンメイ

アナウンス
司会

司会

司会
審査員A
ミンメイ

審査員B
ミンメイ

ヴァネッサ

ヴァネッサ

ヴァネッサ

未沙

未沙


フォッカー

アナウンス
「エントリーNo.4、ショー・ブラクストンさん」
「今年二十歳になる女子大生、大好きなものはアップルパイだそうです」
「はぁ」
「あなたの出番後ろに回してもらったわ」
「ありがとうマリコ」
(ジャミス・メリン)
「まさかあなたを初っ端に持ってくるとは思わなかったわ。
あっちはあれで気を遣ってるつもりなのよ参るわいつもいつもこんなんじゃ」
「よして、ここはハリウッドじゃないのよ」
「だったら何でこんなステージに」
「私は私の仕事をするだけよ」
「あのージャミスさん、サインをしていただけませんか?私、あなたの大ファンなんです。
すみません今こんなものしかなくって、ここにして頂けませんか?」
「ごめんなさい今ちょっと気分が悪いの」
「サインが欲しいならちゃんとサイン帳持ってきてね」
「12番リン・ミンメイさんそろそろ準備お願いします」
「はい」
「次だ」
「エントリーNo.12、リン・ミンメイさん」
「横浜から遊びに来ていて騒ぎに巻き込まれたリン・ミンメイさん」
「チャイナドレスだ」
「先週16回目の誕生日を迎えたばかりのかわいいお嬢さんです」
「いいなぁ」
「それでは審査員の皆さん質問をどうぞ」
「いやぁなっかなか写真よりもかわいいですね恋人はいますか?」
「いいえ、恋人と呼べるほどの人はまだ、お友達ならたくさんいますけど」
(お友達…)
「一人っ子だそうですね?やはり男の子には近づきにくいですか?」
「あ、いえお兄さんみたいな従兄弟がいましたから」
(兄さんみたいな従兄弟か)
「一条少尉」
「えっ」
「一条輝少尉」
「んんっな、何だ」
「いらっしゃいましたら至急ブリッジまでお電話ください」
(何だってんだ!)「ブリッジを」
「あなたね待機中の軍人がどこをほっつき歩いてるの?敵機がそこまで来ているのよ」
「メシ食ってんだよ!」
「いいから早くプロメテウスに戻ってスクランブルよ」
「ああ分かっ…たよ!」
「おいタクシー。(何だいスクランブルなら全機発進させりゃいいじゃないか)タクシー」
「おい輝ふっはははははは頑張れよ」
「プロメテウスまで急いで」
「エントリーNo.13、ヒロミ・ロックフィールドさん」

未沙

未沙

未沙

未沙

CM
司会
未沙
司会

未沙
「バーミリオン1ただいま発進しました」
「一条少尉、特殊任務以外アーマード装備の使用は許可されてないはずよ?」
「はぁ」
「あなたゴーストも発進させてなかったの?」
「必要なかった」
「どうしてそんな勝手な判断をするの、あなたはゴーストを支援すればいいのよ」
「それより敵の位置の表示を送ってくれても」
「ああ、それが軍用装備…うまくそちらに…」
「あれ?」
「ちょっと一杯このお店3丁目ベネプロ屋」
「それではこれより第2次審査に入ります。第2時審査は水着姿の審査で、主にプロポーション」
「チャンネルD3に切り替えて」
「ものです」
「うぅ」
「電波誘導は無理なので、レーザー誘導に切り替えます」
「何なりとご勝手に」
ロリー
コンダ
ロリー
ワレラ
ロリー
コンダ・ワレラ
「どうだ?入ったか?」
「ああ楽に受信できる今記録始めた」
「よし、こっちへ映像回せ。な、なんだこれは…こんなことがあってもいいのか?」
「どうかしたのか?」
「見ろ。お、同じ一つの船に男と女が乗っているんだぞ」
「な、何だって!?」
未沙

未沙
クローディア

アナウンス
「落ち着かないわねどうかしたの?」
「いや、別に、んーあれ?ノイズが混じってる調子悪いんじゃない?」
「えっ?あら、やっぱりD3に替えても駄目みたい」
「まったく、どうなってんのかしら」
「さてと」
「エントリーNo.10、ティクリー・ワレンダーさん」
「僕のミンメイまであと二人」
柿崎
マックス
スタッフ
ミンメイ
スタッフ
ミンメイ
「ミンメイちゃんてわりかし良いプロポーションしてるの知ってたか?」
「ああ、トランジスタグラマーってやつだよ」
「12番の方」
「はい」
「出場口へどうぞ」
「はーい」
アナウンス

ミンメイ
スタッフ
ミンメイ
「エントリーNo.12、リン・ミンメイさん」
「ん?うああ」「うわあああ」
「きゃ、いたーい」
「大丈夫ですか?」
「あーんいたーい」
ワレラ
コンダ
ロリー
ワレラ
ロリー
コンダ
ワレラ
コンダ
ロリー
コンダ
ロリー
「戦闘服の実験か?」
「しかし…あのような薄手の服では…とても戦闘に向くとは思えん」
「じゃあ奴らはここで一体何をやってるんだ?」
「んーはっきりとは言えんが、これには戦闘とは違った一種の刺激を感じる」
「ああ、確かに何と言うか胸の辺りがこーうもやもやっと、うずいてくるような不思議な気分だ」
「勝ち戦の時の感動か」
「いや衝撃だかなりの衝撃を受けているんだ」
「敵襲ー!」
「敵の数は?」
「1機さっきのやつだ」
「何ぃ生きてたのか」
ミンメイ
アナウンス
審査員A
ジャミス
「あーあ、ついてないんだぁ」
「エントリーNo.28、ジャミス・メリンさん」
「では、あなたの主演作での有名なセリフを」
「踊りたいのにどうしても踊れないの、お願いだからドレスを踏んでいる足をどけて下さらない?あはは」
ロリー
コンダ

ロリー

ロリー
ワレラ

ロリー
ワレラ
コンダ
ロリー
ワレラ
「情報の記録は続けてるだろうな」
「ああ、しっかりやってる」
「行けー!」
「突っ切れ!」
「なんてやつだ」
「なんてやつだ」
「破損箇所チェック攻撃に移る」
「ちきしょー!野郎!」
「何だ?」
「突っ込んでくる」
「うわあ」
「駄目だ脱出カプセルを」
「こちら青い風、偵察機大破、敵戦闘機も撃破、資料の持ち出しには失敗しました」
ヴァネッサ
クローディア
シャミー
司会
シャミー
キム
未沙
クローディア
未沙
シャミー
キム
ヴァネッサ
クローディア
ミンメイ
マックス
柿崎
フォッカー
柿崎
フォッカー
マックス
柿崎
司会


アナウンス
司会

町会長

司会
「敵機撃墜確認しました」
「対空警戒解除」
「さぁ続き見よ」
「さていよいよ大詰め最終審査の発表です。ミス・マクロスの栄冠は一体誰に輝くでしょう」
「やだぁもう最終候補が決まっちゃってるよ」
「うーん殆ど見れなかったわね」
「偵察機1機に何を手間取ってたのかしら」
「女の子にでも見とれてたんじゃない」
「まさか」
「わあねぇねぇジャミス・メリンが残ってる」
「馬鹿ね当たり前でしょ」
「うーんジャミス以外あまりパッとした子は残っていないみたいね」
「あら、最終選考の中に娘々の子が入ってる」
「もう駄目だと思っていました。本当に夢を見ているみたいです」
「やったねこの分だと上手く行きそうだね」
「絶対だミス・マクロスか」
「まず無理だな。このコンテストは初めかっらジャミス人気の盛り上がりが目当てだ」
「そりゃあ彼女は有名ですけどまだ分かりませんよ」
「彼女ほどの女優なら普通はゲスト審査員になるはずだ。それをわざわざコンテストに出場するということは」
「そうか初めから優勝するように仕組まれてる」
「いや、今日は観客全員の投票で決まるんだ。俺がそんなことさせんぞ」
「以上、5人の美女が代表審査員7名によって選ばれました最終候補者です。
さあこの中からただ一人これより行います会場の皆様の投票により、ミス・マクロスが決定するわけです。
選ぶべき女性は決まりましたでしょうか?ミス・マクロスコンテストいよいよ投票です」
「皆様お手元のスイッチをお持ちください」
「それでは私の合図でスイッチを押して下さい。準備はいいですか?では行きます。スイッチオン」
「決定です。決定しましたミス・マクロス、リン・ミンメイ」
「やったでんなぁわてらのミンメイちゃんがミス・マクロスやって」
「ん、ミンメイ」
「MBSマクロス放送局開局記念、ミス・マクロスコンテスト、リン・ミンメイさんが我々の女王と決定いたしました」
「ミンメイが女王…だって…」
ナレーション 「ミンメイの夢が一つ叶った。
しかし、輝にはそれがとても悲しいことのように思えた。
彼女の遠い眼差しに、自分の踏み込めないどこかどこか別の世界を見る思いであった」
次回予告 ゼントラーディ艦隊の威嚇攻撃により、マクロスのレーダーシステムは使用不能となった。
その最中、美沙を乗せた偵察機キャッツアイは輝の小隊に守られてマクロスを後にする

次回、超時空要塞マクロス『ブラインド・ゲーム』


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