超時空要塞マクロス
セリフ

チャイナ・タウン
キム
シャミー
クローディア
シャミー
ヴァネッサ
マイストロフ
クローディア
マイストロフ
クローディア
マイストロフ
シャミー
マイストロフ
ブリッジクルー
クローディア
マイストロフ
クローディア
マイストロフ
ヴァネッサ
シャミー
クローディア
「あーあ行っちゃった」
「いいなぁ私も行きたい」
「何言ってるのアラスカの統合軍総司令部なんて気詰まりだったらないわ残ってる方がよっぽど気が楽よ」
「だってぇ」
「やっぱり降りたいわよ」
「痛っああ…っつぅ」
「マイストロフ大佐そこ低くなっていますのでお気をつけて」
「忠告ありがとう。あーしかしもう手遅れのようだ。グローバル艦長の留守中代行を仰せつかった」
「伺っております」
「うむ」
「大佐、ブリッジは禁煙です」
「なっああ、んんっ、分かっとる咥えておるだけだ」
「うふふふふふ」
「それでは大佐わたくし失礼します」
「ん?」
「勤務時間が終わりましたので」
「あ、ご苦労だった」
「お疲れさま」
「あぁ中尉ったら一人でマクロス帰還祝いのお祭り行くつもりでしょ」
「さあ、どうかしらね」
町会長
市民
町会長

市民
町会長
ワレラ
コンダ
ロリー
「さあ今日から三日三晩無礼講や」
「町会長三日三晩って荷造りは?」
「えーい、んなもんじき出来るがな何を言うとんじゃい。
長い間世話になったマクロスと名残を惜しんでも罰当たらんぞ」
「は、降りるのは何日か先ですから」
「そやぁバーッと行ってみようバーッと」
「何でここの連中は惑星に降りたぐらいでこんなに騒ぐんだ」
「知るかもう、それよりこの酒美味いぞお前も飲めよヒッゥ、おっなかなかの飲みっぷりじゃねーかへへへ」
「えー記録を取らないといけない…えーい今日は仕事抜きだ」
クローディア

フォッカー
クローディア
「うんっ絶世の美女が来てるのに、可愛い顔して不死身のフォッカーがね」
「さあシャワーでも浴びようかな。あんっ」
「はは、相変わらずいい曲線だないや少しやつれたかな」
「何言ってるの、ああ」
ファン
警備員
ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

マネージャー

マネージャー

ミンメイ
マネージャー

マネージャー

ミンメイ

ミンメイ
「わあああああ」「ミンメイ」
「さあどいてどいて」
「うっかり叔父さんのところに挨拶にも寄れない」
「やあ、んん?ん、ああ大変そうだね」
「うんでもみんな大切なファンの人たちだもんね」
「そんなもんかい?」
「ありがとう。最初に会った頃より優しいわね」
「そうかなぁ」
「一条中尉くれぐれもよろしくね」
「承知してます」
「時間通り帰ってよ。いくらご両親のところに帰ると言っても
スケジュールに穴が開いたらマネージャーの私として」
「分かってるわ私だってもう素人じゃないもん」
「そ、分かってるならいいの」
「行きます離れてください」
「じゃ、じゃあね」
「忘れてたなこの感じ」
「何が?」
「行くよ」
「えっ?ああ」
マックス

柿崎

マックス
柿崎

柿崎
「何はしゃいでんですか隊長」
「何だお前等か」
「何だはないでしょう」
「すまんすまん」
「我々はこれから帰還します」
「隊長はここから先ミンメイちゃんと二人っきりで恋の道行きふふふふ、いいないいなぁあーははは」
「バカ!そんなんじゃない」
「照れなくてもいいですよ。ではどうぞごゆっくり」
ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ
「久しぶりね二人きりになれるなんて」
「うん」
「ふーん、ようやくゆっくり出来るわ。でも帰ってからがまた大変、休んだ分埋めなくちゃならないの」
「あんまり無理するなよ」
「えーっと、帰ってすぐTVの録画撮りでしょそれから舞台と…あと映画も撮るのよ」
「へぇ」
「映画なんて初めて、なかなか大変なのよ。それとLPも吹き込むの一枚プレゼントするわ」
「あ、ありがとう。でもそんなハードスケジュールで身体大丈夫なのかい?ミンメイ?ミ…あ」
未沙
グローバル

未沙
グローバル

未沙
グローバル
未沙
グローバル
未沙
グローバル
未沙
グローバル

未沙
グローバル
未沙
グローバル
未沙
グローバル


未沙
グローバル
コンピュータ
グローバル
コンピュータ
グローバル
未沙
グローバル
未沙
グローバル

未沙
グローバル
「贅沢なつくりですね」
「ご覧まだこんなところだ。なにしろ深さ6Kmはあるからな。
ところで君はグランドキャノンというのを知ってるかね?」
「いいえ」
「地球の重力場をエネルギー源にマクロスの主砲原理を応用して7,8年前から作業を進めているものだ。
砲身はなんとこの縦穴を利用するという、どでかい代物だよ」
「まあ、じゃあみんな大砲の中で暮らしているわけですか?」
「ま、そういうところだな、はは、君はここは初めてだったのか?」
「いいえ父に連れられて何度か、でもメインシャフトで最下層まで降りたことはないんです」
「そうだろうね。士官学校の学生どころか士官でさえも滅多に入れんところだ。しかしまあふっふっふっふ」
「ああ、はい?」
「あーいやいや、厳しさには定評のある早瀬提督も一人娘には甘いというわけだ」
「あの父がですか?知りませんでした」
「いやもっとも統合戦争で私の上官として前線に出ていた頃はね。
上層部と食料配分でもめて、結局一部隊引き連れて味方の倉庫からかっぱらったなんて馬鹿もやったもんだよ」
「まあ艦長もご一緒に?あははははははうふふふふふふふあはは」
「いい顔だ早瀬君」
「え?」
「敵から脱出してからこっちそういう笑顔を見なかったからね」
「あ、あ」
「総司令部が本腰を入れてくれれば少しは事態も良くなるだろうが、
首脳部を説得させることが出来るかどうかが鍵だな。
君には荷が重いかもしれんがわしと一緒に頑張ってみてくれたまえ」
「はい努力してみます」
「うむ、結構だ」
「カプセル内は禁煙です」
「ん?」
「タバコはご遠慮ください」
「やれやれここでもか、シャミーばかりか機械にまで言われてしもうた」
「艦長、残してきたマクロスが気になるんですね?」
「ん?何故かな?」
「艦長は心配事とか何かがあるとすぐパイプを」
「あ、ああそうかそれは気付かなかった。まあすぐには攻めては来るまい。
敵の指揮系統に乱れがあるように見えた」
「それがいつまでのことか…」
「そう長くはあるまい」

ミンメイ
「ミンメイ起きろよ」
「ん、ああ」
早瀬提督
グローバル
早瀬提督
未沙
早瀬提督
幹部A
「久しぶりだなグローバル君マクロス出撃して以来だ」
「はっ」
「君も早瀬大尉」
「はい提督」
「うむ、二人とも着席したまえ」
「それでは始めようか」
ナレーション 「レポートを手にした統合軍首脳はグローバルと未沙への詰問を開始した。
そしてその直後二人は総司令部の反応に対する観測の甘さを痛いほど思い知らされたのである」
ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ
「ああこの潮風の匂い違うのよね他とは、うん横浜なんだわ」
「お、おいみんな見てるよ」
「うんっ折角、港の見える丘公園にいるっていうのにムードないんだから」
「だってさぁ」
「ほらあれがニューマリンタワー建った時は高さ900mで世界一高かったのよ。うふん、私と同い年なの」
「ふーんそう」
「こら、もっと感激しろ」
ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ
店員

ミンメイ

ミンメイ

ミンメイ


「えっと横浜大飯店で、広東菜館があって、良かった変わってない」
「日本じゃないみたいだ」
「だから中華街って言うのよ」「海南飯店過ぎて、ここ」
「ここ?」
「そう、良かった私の家はまだあった」
「だってまだ一年も経ってないんだから」
「ううんもう十年にも感じちゃう。ただいま」
「はっ、お、お嬢さんあっ」「兎に角兎に角」
「兎に角って何よ。あっミンメイ」
「ただいま」
「あんたって人は統合戦争に巻き込まれて死んだってとっくに」
「統合戦争?」
「この方は?」
「輝くん私この人に助けてもらったの」
「え、ありがとうございます」
「え、いやそんな困っちゃうな」
「ミンメイこのぉ心配させおって、生きてるなら生きてると連絡くらい」
幹部B
幹部C
未沙
幹部B
未沙
早瀬提督
未沙
グローバル
幹部C
幹部B
未沙
グローバル
未沙
グローバル
未沙
「グローバル君それに早瀬大尉、私は君たちをもう少し違う人物だと思っていたのだがね」
「第一敵にそれほどの戦力がありながら何故マクロスは帰ってこられた」
「ですからその理由はさっきの報告の中に」
「たとえ報告が事実としてもギャップがだね」
「それは」
「早瀬大尉いい加減にしたまえ」
「提督」
「閣下、私の提出した要請は認可いただけますか?」
「交渉プランと5万6000人の避難民の処遇か」
「その件に関してはこれから審議を行う」
「艦長どうしてなんですか?」
「あれだけが本心とは思えんが…」
「本心ではないというと?」
「彼らは政治家でもあるのだよ早瀬大尉」
「駆け引きなんかしていて間に合うんでしょうか私たち」



ミンメイ


ミンメイ



ミンメイ



ミンメイ


カイフン
ミンメイ
カイフン

ミンメイ
カイフン

ミンメイ
カイフン
ミンメイ
カイフン
ミンメイ
カイフン
ミンメイ
カイフン
ミンメイ
カイフン
ミンメイ

カイフン

カイフン
ミンメイ
カイフン

カイフン
「許さーん!」
「そうですよ。折角生きて帰れたというのに軍艦の中で歌手だなんて」
「どうせ慰問部隊みたいなもんだろ」
「古いんだわ慰問部隊だなんて、何度言われようと私はマクロスへ帰るもん
こんなチャンス逃してたまるもんですか」
「いかんいかんお前はもうどこへも行ってはならん」
「行く!マクロスの中にだってTV局はあるし、
レコードだって出るし今度は映画にだって出るんだもん。ね、輝」
「う、んっん」
「そんな作り話誰が信じる」
「本当だもん」
「ああ一人娘だと言うのに、ゆくゆくはこの店を継いで婿を取って」
「あなたどうですひとつこの子と」
「えっ、僕が?いやぁそ、そりゃその」
「止めてよ。輝困ってるじゃないそんな関係じゃないんだから。
それに私には何万人ものファンを裏切ることは出来ないのこれでも一応プロなんですからね」
「まだそんなこと言って」
「何があったんです?重大事って…ミンメイ!」
「うわあやっぱりカイフン兄さん」
「俺は夢でも見ているのかはっはっはっは」
「んん」
「カイフン兄さんこそこんなところで会えるなんて」
「ああ、平和運動に入ってからマクロスの側なんかとんでもないってことで家を飛び出したのはいいけど、
親父たちの様子を見に戻ろうとしたら船便も何もないし、聞けば島が壊滅したって言うじゃないか」
「凄かったもんね」
「いや、ミンメイだけでも生きていてよかった」
「あら叔父さんや叔母さんも元気でいるわよ」
「本当かどこに?」
「マクロスの中」
「マクロスの…」
「知らなかったの?」
「何も。あっ失礼」
「紹介するわ輝、従兄弟のリン・カイフン私のお兄さん代わりなの」
「よろしく」
「こちらは一条中尉マクロスの戦闘機乗り私の命の恩人よ」
「一条輝です」
「そうですか軍人が民間人を助けるのは当然ですが」
「んっう」
「まあ一応感謝しておきましょう」
「あら私を助けた時はまだ軍人じゃなかったわよ」
「ほう、じゃあ後で入隊?」
「そうです」
「軍隊のどこがいいんですか?」
「ええ」
グローバル
幹部B
グローバル
幹部B
グローバル
幹部B

早瀬提督
グローバル
幹部B
グローバル
未沙
幹部B
早瀬提督


未沙
グローバル
幹部B

グローバル
早瀬提督

未沙
早瀬提督
グローバル
早瀬提督
「遅いな」
「待たせたなレポートを分析した結果ある程度信頼できると判明した」
「そうですか」
「ただし敵軍との接触および停戦交渉案は却下」
「しかしあれだけの敵に対抗し続けることは」
「分かっとらんようだね。ゼントラーディ軍は我々とはまったくメンタリティーの異なる異星人だ。
たとえもし君たちの推測どおり彼らの祖先が我々に良く似た人間だとしても今は違うのだよ」
「グローバル准将、異星人相手に下手な和平交渉はかえって逆効果になりかねん」
「分かりました。ではマクロスに乗っている5万6000人の民間人を降ろすことだけでも」
「彼らは全員死亡しているしたがって下船することは有り得ぬ」
「何ですと?」
「一体どういうことです?」
「異星人と交戦中であることを公表できると思うかね?地球全土にパニックが起こる」
「我々はマクロスが宇宙に飛んだ直後報道管制をしいた。
マクロスを襲ったのは反統合軍残存ゲリラで南アタリア島は壊滅マクロスはテスト航海に出たとな。
それをいまになって事の真相を知る5万6000の亡霊を解放できると思うか?」
「なんてことを」
「彼らをここで引き止めれば暴動を起こしかねません。それこそ苦労の末に地球まで辿り着いたんです」
「それを抑えるのが君の腕だ。それにもし君たちの報告どおり
異星人が民間人に対して多大な関心を示すのであれば、民間人を乗せたマクロスに敵の注意を引ける」
「何ですと」
「今までどおり敵の注意を引きつけてくれ。その間に我々は反撃準備を整える。
危険だが時間稼ぎをしてもらう」
「お父様それはあんまりです。せめて民間人」
「大尉私情を持ち込むな。君と私は親子ではあるがここでは軍人同士なのだ」
「敵軍がマクロスを無視して地球に直接攻撃をかける可能性もありますが」
「分析の結果その可能性は低い。詳しい作戦指示は追って伝える以上だ」
グローバル
未沙
「早瀬君父上に会っていかないのか?その、親子としてだ」
「会いたくありません今は」
カイフン
ミンメイ



カイフン
ミンメイ


「このままでは平行線だしミンメイの決意も固いようだし行かせたらどうですか?」
「流石、カイフン兄さん」
「おいカイフン」
「小さい時からお前達気が合うから説得を任せたのに」
「逆に説得されるとは」
「その代わり私が一緒に行きます」
「うわあカイフン兄さんと一緒なんてもう最高」
「そうかその手があったか」
「カイフンなら安心して頼めるわ」
「ふーんん」
早瀬提督
(手紙)
「未沙、私の処分を怒っとるのだろうな。しかし、あれは統合軍幹部として当然の処置なのだ理解してほしい。
そしてこれは親としての頼みなのだが、早くマクロスを降りたまえいくらでも手配はしよう。
あのように危険な場所に自分の娘を」
ミンメイ
カイフン
ミンメイ
カイフン
ミンメイ
カイフン
ミンメイ

ミンメイ
「それで一人も彼女出来ないの?」
「ああ世界中ふらついたからね」
「でも、兄さんに彼女出来たら妬いちゃうな」
「なんだ、一生独身でいさせるつもりか?」
「そうじゃないけどさ」
「じゃあなんだ?」
「いいじゃないよぅ」
「ん、あのねただでさえ加重がかかってんだから暴れないでくれる?」
「あは、輝ったら気取っちゃってさ」
「別に気取ってなんか」
ナレーション 「久々に地球の土を踏んだ彼らは、
意外な運命の展開に戸惑いながらそれぞれの思いを胸に家路を急いでいた。
あのマクロスの中の我が家へと」
次回予告 ミンメイの従兄弟、リン・カイフンはマクロス艦内に移された我が家に帰ってきた。
そして、この一風変わった乗船者は、輝のみならずマクロス艦内にも新たな波紋を巻き起こしてゆく

次回、超時空要塞マクロス『カンフー・ダンディー』


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