MACROSS PLUS
セリフ

MACROSS PLUS Episode.4
ヤン
イサム
ガルド
観客
ミュン
「地球までの距離3800。新型アクティブステルスならば、大気圏突入まで探知されずに行ける確率…58%」
「ふ、待ってろよゴースト。直にスクラップにしてやるぜ」
「終わりにしようぜ、イサム」
「わああぁぁ」
「は…何をする気?何ができるって言うの?何の為に!?」
オペレーターA
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ヒギンズ
オペレーターE
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オペレーターD
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オペレーターH
ヒギンズ
「繰り返す応答せよ。繰り返す応答せよ」
「はっ」
「どうしたの?」
「携帯パスがブラックアウトしていきます。第3第4第7回線が接続切れました」
「どうした?何事か?」
「こちらもです」
「通信回線の応答不能。自動防衛システムが強制作動しています」
「作動しません。残存プランも全て試してみました」
「ラインが回復するまで繰り返して」
「破壊工作の可能性があります。緊急警戒モードを試して…」
*「デフコン5だと…」
イサム
ヤン



イサム
ヤン
イサム
ヤン
イサム
ヤン
「ヒュー。反応はえーじゃん」
「どの道小細工は効かないでしょうから、強行突破しかありませんね。衛星軌道上の自動防衛サテライトを爆破。
その破片が大気圏内に突入し燃え上がった隙に、その破片群に紛れて込んで突っ込む。
その際、機体を識別されない為に操縦システムをオフにする必要があります。
これが最良だと僕のプログラムは弾き出しました。出しましたけど」
「お前の計算信用してるよ」
「それは勿論」
「俺の腕、信用しろよ」
「この際、腕は関係ないでしょ。ほとんど運頼みですよ」
「運も腕の内よ」
「それじゃ、余計に信用できないんだよな…」
シャロン
ミュン
シャロン
ミュン


シャロン
ミュン
シャロン
ミュン
シャロン
ミュン
イサム
「私は自由なのよ」
「自由?」
「生きているのよ。心から」
「違うわ。プログラムされているのよ。感情を持ったと信じるのも仕組まれてる事だわ」
「あなたが本当に自分の意思を持ったのなら、何をすべきか分かるでしょ自分で考えられるなら、
心を持ったのなら、こんな事…マージに仕組まれた事なんて」
「私の望みを叶える為に、私は動いているわ。彼に会いたいの」
「えぇ」
「彼の喜ぶ顔が見たいの。彼…イサムはもう直ぐ来るわ」
「はっ」
「だから、もうあなたは要らないの」
「シャロン…はっ…あぁ…」「く…う…うぅ…」
「うぁ…あぁ…」
マージ 「素晴らしい。素晴らしいよ、シャロン。さぁ、その輝きで未来を照らしておくれ」
イサム
ミュン
イサム
ミュン
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム

ガルド
イサム
ガルド
イサム
ミュン
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
「うぅ…は…」
「うぅ…う…あぁ」
「あ…あぁ…あ」
「はぁ…はぁ…はっ」
「うっ。デートの時間には間に合いそうだぜ。ん…うっ…んん?…ガルド!?」
「惜しかったな」
「何!」
「貴様の方が塵になるはずだったのに」
「ふんっ姑息な野郎だぜ。人の後ろばっかちょろちょろついてきやがって。
うっ…うっはっ…お前とバカやってる暇なんかぁぁ…かはぁ…うっうっうっ」
「んっうっ」
「うっ俺の邪魔ばっかしやがってぇ」
「うおぉぉぉ」
「どえりゃあぁ」
「うんっうんっんっ…うんっ…うっうっ…う」
「ガキの頃から俺の後ろばっかちょろちょろついてきやがって女の尻でも追っかけてろってんだ!」
「なにぃ」
「初日の出の時のチキンレースだって、俺が勝ってたのにお前がいちゃもんつけたからぁ!!」
「先に足を着いたのはお前だぁ!昔の事まで捏造する気か!」
「俺のガンズのCDV未だに返さねぇのはてめぇだろぉ!」
「7年前貴様が勝手に…いなくなったからだぁ!」
「ハイスクールのランチ2回奢ったぞ!」
「俺は13回奢らされたぁ!」
「しっかり数えてんじゃねーよ!」
ガルド
イサム
ガルド
「学園祭の時、俺の飛行機壊したのも貴様のはずだ!」
「ええぃ。知るかぁ!」
「とぼけるなぁ!!まったく貴様という奴は」
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド

「ええい…このぉ!」
「おおぉ!」「貴様はいつだって、俺の大切なものをぶち壊す!」
「何だと」
「俺の大切なものを」
「うるせぇ!」「ちっ」
「うおおぉぉぉ!」「7年前のあの時だって…貴様さえ…貴様さえいなければ」
「うおおぉぉぉおおおぉぉぉぉ!」「うああぁぁぁ!ああうあ…」
ガルド

イサム
ガルド
イサム

ガルド
「そうだ俺だったんだ。俺が何もかも…そして記憶を閉じた俺が自分で…俺はあいつを失ったのか?
本当の記憶と引き換えに…俺は壊れてる狂っているのか?」「うっ。あぁ…無事だったのか」
「あったりめーだろ」
「はぁー」
「へっ。マジになるなよ」「ガキの頃よく人力機で遊んだろ?
エンジンを切って風に乗る。名付けて必殺竜鳥飛びだぜ」
「ふっ」
ガルド
イサム
ガルド

イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
イサム・ガルド
ヤン
イサム
ヤン
イサム
ガルド
イサム
ガルド
ヤン
「お前は知っていたはずだ昔の何もかもを」
「だから何だよ」
「お前はこの俺に裏切り者卑怯者と言われ続けてきたんだぞ。
ミュンもそれを知っていながら…二人で俺に隠してたのか?俺を哀れんで」
「学園祭ん時…さ。お前が作った飛行機ぶっ壊した」
「何?」
「上手く出来てたからよ。ちょっと試し乗りしてやったんだよ」
「お前」
「過ぎた事は忘れようぜ。すまん」
「まだあるんじゃないのか?」
「え?やな奴だな」
「ふっふ」
「ふっふふ」
「ふふふ」
「あっはっはっはっはっはっはは」
「はははははははは」
「やっぱり仲がいいんだ。はっ」
「んっ」
「歌?」
「何!」
「ゴーストか?」
「へへぇ。やっと会えたぜ。おい起きろ!あっ」「ガルド、俺のデート相手だお前は手を出すな」
「こっちのセリフだ」
「歌…まさか」
ミュン

「あ…あっ…お願い助けて。はあぁ…ん。はぁ…はあ…ん…あぁ…ああ、ああ!
ん…ん、んん!はぁはぁはぁ…っ…はぁはぁ…」
イサム
ヤン
シャロン
ヤン
イサム
シャロン
イサム
ヤン
イサム
シャロン
イサム
シャロン
イサム
シャロン
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ヤン
イサム
ガルド
イサム
ミュン
「う…」
「やっぱりシャロン。マクロスのメインコンピュータまで」
「イサム」
「はっ」
「あっ」
「待っていたわ。会いたかった」
「何言ってるんだ、こいつ?」
「完全に暴走してる。ゴーストもシャロンが操ってるんですよ」
「何?」
「待ってたのイサム。あなただけを」
「ミュン!ミュンは」
「ただの抜け殻。歌うことも愛することも私に託した。ただの白い塊」
「何!?何をした!ミュンをどうしたぁ!」
「もう私たちを隔てるものはないわ」
「てめぇ」
「行け!」
「何!」
「化け物は俺が始末する。お前はミュンのところへ行け!」
「ん…ガルド。うっ」
「こいつと戦ってる場合じゃない。違うか?どんな時でもミュンを守る。それが俺たちの誓いだろ!イサム」
「っ!」
(ミュンもお前を待ってるんだ。行って必ず取り戻して来い)「どの道、お前にゴーストは倒せん」
「何!」
「そのほうが賢明かも知れません」
「お前まで何言って…どうわぁ」
「もたもたするな!」
「ったく、どいつもこいつも。後で泣きつくなよ!」
「はぁはぁはぁ…あ…はぁ…あっ」
マージ 「…e Tu shutei A no en Tuby」
イサム
ヤン
「あっ。何だ?」
「マクロス…動いてる…」
ミュン
シャロン
ヤン
イサム
シャロン
イサム
ヤン
イサム
ヤン
イサム
ヤン
シャロン
ミュン
ヤン
イサム
ミュン
イサム
ミュン
イサム
ヤン
イサム
ヤン
イサム
ミュン
シャロン
ミュン

シャロン

ミュン
シャロン

ミュン
シャロン
「ふんっ。ああ…はぁはぁ…ん…はぁはぁ…ぁ」
「思い出したようね」
「このまま接近しては危険だ。罠かも」
「うるせぇ!望むところだ」
「戦うこと傷つくこと。私が受け取ったあなたの奥底の気持ち。あなたが仕舞いこんだ感情の全てを」
「どうなってんだ」
「シャロンです。シャロンがマクロスを乗っ取って」
「何?」
「シャロンを止めるにはマクロスの情報ネットの中枢を破壊しないと」
「どこだそりゃ」
「心臓部は…」
「でも、もう遅いわ。イサムは私の物よ」
「はっ…」「はぁっ」
「出ました。急所はメインアンテナの後方直下13D」
「あっ」
「イサム…イサムなの?あっ」
「はぁっ。ミュン」
「イサム。逃げて!」
「くっ。ぬああぁぁ」「出やがったなぁ」
「シャロンのネットに…ウイルスを…ぶち込んで混乱させる」
「出来るのか?」
「愚問です」
「よっしゃー」
「止めて、お願い止めて!」
「もう誰にも止められないわ」
「止めるわ。止めてみせる!ん…ふんっ!」
「ん…うああぁぁ…うあぁ…はっはっはぁはぁ…はぁはっはぁ…あぁ…」「どうして…どうしてこんなことに」
「あなたが望んだことよ。感動をこの世の人々、一人一人に相応しい感動を与える。
愛する人の望む夢を叶えて、最高の感動を…与えてあげる。それが私の生きる証しだと」
「どこがよ…何言ってんのよ。そんな馬鹿げた感動なんて、どこにもないわ!はっあ!」
「うふふふ。イサムが求めたのは遥かな空よ。命がけで大空に挑んだ時、
生と死の狭間で垣間見える感動。私はイサムにその感動を感じてほしいだけ」
「はっ」
「あなたは何もしない。あなたには出来ない。何も出来ない」
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ミュン
ガルド
イサム
ガルド
イサム
ガルド
ミュン
ガルド
ミュン
イサム
ガルド
「ううぅ…(仕方ないリミッターを解除して限界性能を引き出すしか)」「ようイサム。調子はどうだ?」
「ガルドか?はっ、上々さ。ミュンのやつも見つけたぜ」
「そうか。お前に言ってなかったな」
「ん?」
「ん…」
「すまなかった」
「おい」
「こっちはもうすぐ片がつく。一杯やるのが楽しみだ」
「おぉ、いいねぇ」
「7年ぶりの再会を祝して…」
「はあ」
「乾杯さ…じゃあ先に行ってるぜ」
「あっ」
「ガルド!?うっ!」「ガルド?ガルドー!」
「ううぅぅ…うおおおぉぉぉぉぉ!!」
ヤン
シャロン
ヤン
シャロン
ヤン
イサム
ヤン
イサム
ヤン
イサム

「待って!もうすぐシャロンにアクセスが、ああっ!え…うわっ」
「んふふふ」
「うあ…ああ…あ…ああ…あぁ…ええーい!え…」
「んふふふ」
「えっ。うわあぁぁ…はーい」
「んっ!ああ…ヤン?」
「へへ…幸せなんだ、僕」
「てんめぇ!ヤンまで。う」
「うわあぁぁ」
「ぬ、っん。はぁ…あっ」「うるせぇ!お前の変な歌なんか聞きたくねぇ!
うっなっ…や、やめろ…あぁ…あ…はぁはぁ。俺の聞きたいのは…お前の歌なんかじゃ」
ミュン VOICES
イサム
ミュン
「あっ!」「うわああぁぁぁぁ!」
「ん…イサム」


製作協力:某氏

*デフコン5:軍の状態を示す5段階のうち最低ランクである平時の状態のこと
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